STAFF STORYPrologue
ゼロから始まった、グローバルヘルスR&Dへの挑戦
GHIT Fundは、たたみ数畳ほどの小さなシェアオフィスから始まり、最初のスタッフはわずか2名。GHIT Fundのコンセプトを現実のものとするために、官民の関係者との議論を重ねながら、グローバルヘルスR&Dを推進する日本のイニシアチブ設立に向けて歩み出します。
その後、GHIT Fundのビジョンやミッション、国際的な官民連携、社会貢献の新たな形、グローバルヘルスへのインパクトに魅了された、様々な専門性を持つ同志がGHIT Fundに参画。2013年4月、世界初となるグローバルヘルスの製品開発(R&D)に特化した基金として、GHIT Fundは始動しました。
多様性、創造性、団結力、自信、勇気
2013年6月に横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD)を皮切りに、日本のイノベーションを活かした製品開発への投資を開始。国内外の様々な国際会議やイベントにも参加し認知を高め、グローバルヘルスコミュニティとの連携を積極的に進めていきます。そして、2014年5月には、日本で初めて「国際的な」側面を持つ、公益社団法人としての認定を取得しました。
国内外のパートナーからの期待や委ねられた思いを一身に背負い、一歩一歩着実に実績を積み重ねていきました。始動した際には数名だった組織も、多様なバックグラウンドを持つメンバーを迎え、16名に拡大(2017年9月現在)。世の中に存在しないものを生み出す刺激と困難は、チームに創造性と団結力を与え、思いを形にするプロセスは一人ひとりに自信をもたらしました。そして何より、GHIT Fundを支援してくれるパートナーは、組織に勇気を与えました。
新しい挑戦を、今までにない形で
GHIT Fundは、グローバルヘルスR&Dにおける新たな挑戦の形です。新しい資金調達の仕組み、新しい製品開発パートナーシップの形、新しいガバナンスのあり方。既存の常識にとらわれず、失敗を恐れずに挑戦することで、新たな価値を生み出し、組織は成長と進化を重ねてきました。GHIT Fundで働くスタッフ一人ひとりもまた、成長し、進化をしていきたいと願っています。