GHIT FUND HISTORYすべては一枚の紙ナプキンから

一枚の紙ナプキンに書かれた絵

2011年秋、都内のとある蕎麦屋で、GHIT Fundのコンセプトは生まれました。

開発途上国の患者が苦しむ感染症の医薬品を開発するために、
もっと日本の技術・イノベーション・知見を活かす良い方法はないか?

この課題を解決するために生まれたのが、GHIT Fundの原型となる、マッチングファンドと呼ばれるモデルでした。

政府、企業、財団がお互いに資金を拠出して基金を作り、日本発のイノベーションに投資し、感染症の医薬品を開発する。

当初は、治療薬の前臨床研究のみに投資する、数億円程度の基金というアイデアでしたが、

その後、官民学の関係者を巻き込んで、アイデアはさらに洗練され、

資金の規模は5年間で100億円、投資対象は基礎研究から薬事承認までを網羅することに。

こうして、1枚のナプキンに書かれた絵が具現化され、2013年4月、GHIT Fundは正式に始動しました。